心を込めてあなたのお口の健康をまります

一般社団法人八女筑後歯科医師会

  1. HOME
  2. 節目歯周病検診

節目歯周病検診

歯垢(プラーク)から放出される毒素によって歯肉や歯槽骨が徐々に侵されていくのが歯周病です。知らない間に進行する歯周病。歯を失う原因の第一位は、『歯周病』です。また、歯周病は心臓病、肺炎、糖尿病などの病気や早産など様々な全身疾患のリスクになります。一生涯自分の歯で健康な生活を送るために8020をめざし歯周病をしっかり予防しましょう。

八女市、筑後市、広川町では、節目年齢の方(40才、50才等、自治体によって対象者が異なります。)を対象に節目歯周病検診を行っております。

※各自治体によって対象者等が異なりますので詳しくは、下記のホームページをご確認下さい。

八女市ホームページ)(筑後市ホームページ)(広川町ホームページ


節目歯周病検診登録歯科医院一覧表

 

8020とは

8020は「ハチマルニイマル」と読みます。80(ハチマル)は80歳という年齢、20(ニイマル)は残っている歯の数です。親知らず(智歯)を除く、28本のうち20本以上の自分の歯があれば、ほとんどの食べ物が噛み砕くことができ、おいしく食べられるといわれています。「酢ダコ」のような粘弾性がある食物でも、20本あれば95%の人がよく食べられます。つまり8020とは、80歳になっても自分の歯を20本以上保とうということです。

8020は80歳になってからのもんだいではなく、自分の歯を生涯にわたって守る努力をしたあなたへのごほうびです。では、そのごほうびとは?それは自分の歯で何でもおいしく食べて、健康でいきいきとした生活を送れるというごほうびです。

日本歯科医師会、八女筑後歯科医師会では、近年8020運動を実施しております。
20本の歯を残存するには、日頃からの正しい歯磨き(歯槽膿漏の予防)虫歯の早期発見、早期治療等のお口のお手入れが重要です。
幼児期からの歯磨きの習慣等、ご家族の方が歯に対して強い関心を持ってもらうことが大切です。
八女筑後歯科医師会では、地域のかたがたの健康の為に、市町村と協力し1歳半、3歳児、学校健診等を年に数回行っております。

8020は子どものころからスタート

生涯にわたる健康な歯づくりは、胎児期からスタートします。子供の歯の形成は妊娠中に始まり、お母さん自身の健康や食事への配慮が、健康な赤ちゃんを産むためにも歯のためにも重要です。
また、歯が生えた幼児期のむし歯は親が気をつけなくては予防できません。子どものころから、むし歯予防の生活習慣が身につけば大人になっても、それが歯周病の予防にもつながり、やがては8020の達成へとつながるのです。

8020はライフステージに沿って

0歳から60歳までの長い人生の中で、乳歯が生え、抜け、永久歯が生え、成人してからは歯肉が衰えたりとさまざまな変化が訪れます。このような人生の節目に歯の健康を考え、歯科健診とセルフケア(自己管理)を通じて歯とお口(口腔)をケアする、そして全身的な健康を保ち、人生をより良く生きる、それが8020なのです。

8020のイメージ

いつまでも歯を健康に

私たちは8020をめざしていますが、8020を達成した人のほうが未達成者にくらべて日常の生活行動を「楽しい」と感じていることがわかります。(8020は生活を楽しく、豊かに過ごすことに通じています。)

歯の本数が減ったとして

8020は20本でなくては厳密なものではありません。8020を達成できないとしても、それですべてがダメというわけではありません。失った歯に入れ歯をいれ、残った歯を大切にし、お口のケアを続ければ食事ももすすみ日常生活に支障をきたすことを防げます。